先物手口分析-2020/4/27

本日の日経平均と先物手口

本日の日経平均株価は前日比+521円の19783.22円でした。日銀決定会合があり、その期待で上げているのかと思いきや、特段のサプライズなく通過した後場も上げ幅を拡大する展開。米株先物の上昇につられて上げているとの話もあり、少しづつコロナ収束を期待したフローが入ってきているのかもしれませんね。

さて、本日の先物手口ですが…
ほとんど動きないですが、米系外資が買いで欧州がやや売りで外資としてはやや買いとなり、国内系はやや売りといった状況でした。ポジションの傾きがなく、下を警戒する場面ではなさそうに見えますね。

個別で見ると、まず外資系ですが、ゴールドマンサックスが引き続き買戻しの動き。モルスタなど他社は売りというよりは買い傾向であり、米系は全体的に下よりも上を見ているような状況です。欧州系は、クレディスイスが買戻しとなっていて、短期勢の安室が売りという状況でした。

続いて国内系ですが、個人が売り増ししています。みずほは引続き売りで、野村が大きく買っています。個人は前回もこの価格帯で戻り売りを仕掛けて成功してますが、今回はどうでしょうか。下の方で売った人はそろそろきつそうですが…

本日の一言

昨日に行き続きフローは良さそうです。ゴールドマンサックス、モルスタ、クレディスイス揃って買い傾向であり、上値が重かった20000超えを期待できる手口ですね。とは言え、何度も跳ね返された価格帯であり、出来高も薄く、かつセルインメイも近いこの時期に上値を期待するのもどうかなぁとも…。手口分析としては、今日も引き続き買い目線で問題ないですが、ポジションは薄くしておく方が良さそうですね。

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